2016年5月5日木曜日

キュウリ③(移植)、育苗土作り・除草

こんばんは、八巻野菜です。
畑に向かう途中にある田んぼに水が張られて
トラクターで耕している方が一気に増えました。

八巻野菜も負けずと朝07時から作業開始。
まずは畑の土で育苗土作りです。

トラクターで耕してから一週間ほどイネ科の雑草を取り除いてますが、
雑草の細かい根が”繋ぎ”の役割をしている模様で
土の塊が畑表面でゴロゴロしています。

畑の中央で育苗土作りをしていた箇所は早い段階で
除草から人力で耕したので草の根は残っておらず土がフカフカです。
ちゃんと管理していけば、畑全体がフカフカになる展望が見えました。

スコップで掘り、土を3.5寸(10.5cm)ポットに詰めました。
掘りたての土は少し冷たかったので、晴天の太陽光で3時間ほど温めます。



八巻野菜の定植(鉢上げ)方法です。
研修ではプラグ(セル)トレイ苗が入る穴を
指であけてましたが、土が崩れてくるので
左の写真のように半分近くの土を取り出します。
その際、底を平らになるように軽く揺さぶります。




水を含ませたトレイ苗を根鉢が崩れないように
取り出して、写真のように置きます。

今回の根鉢は少し巻いている感じを受けたので
移植日が1~2日遅かったかもしれません。
目安として本葉1枚開いた段階ですかね?
(注:トレイの大きさで変わります)



後は周りに土をかける(覆土)のですが
今回気をつけた点は3つ。
①土が温かいこと。
②苗の周りの土を少し高くすること。
③葉の土をかけないこと。



①は定植で受ける根のダメージを温かさで緩和します。
冷えや寒さは根の回復が停滞する可能性が考えられます。

②は最後に水やりすると、トレイ苗の土部は変化がないですが
周りのポット土部の空気層が潰れて沈みます。トマト移植で経験しました。

③もトマト移植でやってしまいましたが、粘土質なので
葉に土が付いた状態で水を掛けると固まって取れなくなります。

 
最後に注ぐ水も太陽光で少し温まったのを使用。
上からかけると、前日(5/4)の雨と同じように
根近くの茎が折れる可能性があるので
葉のスレスレ位の高さから優しくかけました。

土が鎮圧されて、概ね平植えの感じです。



今年のキュウリは80株を予定してましたが、ポットの時点で36株。
定植にかかった時間は1時間強。1株2分の計算です。 

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