2016年6月30日木曜日

野菜管理、書類整理と作成

こんばんは、八巻野菜です。
昨日(6/29)は野菜全般の誘引と株元の除草をしました。
梅雨で畑が湿っている為、耕耘・除草・播種の出来ない日々が続いてます。

ナス・ピーマンの芽かきもそろそろしないといけません。
虫害で本葉がボロボロだったので、脇芽を伸ばして
光合成を促してましたが花芽が出始めてます。

やることは増えてますが、気温が常時30℃を超えたら
育苗は厳しいので7・8月は管理と収穫が中心になりそうです。

キュウリは育苗から定植まで失敗続きですが5本収穫。
流通量には足りないので近所に配って、自宅前に作る
野菜無人販売所の宣伝をしました。
こちらは準備と近所の告知が出来たら細々と始めるつもりです。


本日(6/30)は溜まっていたレシート類の整理と
作業記録・栽培記録の更新。そして販売に向けた書類作成。
※基本的な作業記録はGoogleカレンダーを使用。

まずレシート整理しながら支出一覧を作成。
2016年6月までの月別事業支出をざっと挙げると以下の通り。

1月なし ※研修終了後、農地近くで家探し中
2月 約¥20,000ー ※役所に提出する書類作りでプリンター購入
3月 約¥550,000- ※主に農具の購入だが、中古軽トラック購入が大きい
4月 約¥350,000- ※主に農具とガソリン代。中古耕耘機と刈払機購入が大きい
5月 約¥670,000- ※主に農業資材とガソリン代。管理機(マルチャー)購入が大きい
6月 約¥300,000- ※主に農業資材とガソリン代。壊したフレールモアの修理代が大きい

通帳記帳も滞っているので全て反映していませんが、半年で200万近く使ってました。
農業1年目の支出として多いのか、少ないのかは比較できないのでわかりません。
この間(研修1年含む)は無収入で過ごしてきたので、
改めて収穫した野菜を販売して生活の糧にしていきたいです。

2016年6月28日火曜日

夏野菜栽培中間記録(トマト)

こんにちは、八巻野菜です。
本日は雨で作業は出来ませんが畑へ行って、
キュウリ3本だけ採ってきました。
まだ販売出来ませんし、量も無いので近所の方へ配ります。

雨の日に行う事務的な作業として栽培記録を残してますが、
データが消える恐れがあるのでブログでも簡単な記録を残します。

6/26時点のトマト5品種(4/11播種)。

”ステラミニトマト”は一番花直下脇芽を残した2本立て。
二番花直下脇芽は少し伸ばして摘心。
株間50cmですが葉が混み合ってきたので、
株間は60~70cm位がよさそうです。

樹勢は安定しており、着果も良い感じです。
種採りして、来年は増産します。


大玉”ピンクブラッディワイン”
梅雨の雨続きで樹勢が悪く、
生理的な感じで葉が萎れてます。

中玉・大玉トマトは一番花直下脇芽をある程度
伸ばして摘心しましたが、”ピンクブラッディワイン”
は着果が悪かったので早めに摘心しました。




実がついても尻割れ(?)が多く摘果をしてます。
原因が土質なのか、気候なのか色々考えられますが
収量は確実に落ちています。

種が採れても、来年は10~15株ほどにして
主力から外す考えです。





発芽に失敗して株数が少ない中玉”スタピス”
定植した5月は樹勢を強く感じましたが、
6月の梅雨で少し落ち着いた感があります。






”スタピス”は着果がよいので、
品質向上の摘花をしています。

最終的には収量と美味しさを含めた総合で
判断しますが、現時点では株を増やしたい
イチオシ品種です。


大玉”世界一”
多湿な梅雨の時期でも樹勢が安定している気がします。
着果はよいですが、傷モノがそこそこあるので
畝の位置(トマトの畝で一番南側)による風の影響が
あるかもしれません。

現時点で着果した実の大きさは”スタピス”と
同じ位なので、もう少し大きくなってほしいところです。
管理を止めて放置している”マイクロ”

樹勢が強く脇芽がどんどん生えて茂り放題です。
株間40cmですが、畝間通路を塞いでいるので
放任なら株間80cmは必要かもしれません。

手をかけても収量と収益の採算が合わないので
来年は栽培しないか、放任栽培でも実がつくなら
種を採って見学・体験者用に残すかもしれません。

2016年6月27日月曜日

開墾終了!

こんばんは、八巻野菜です。
本日は農業公社からトラクターを借りて
6/1にフレームモア(ハンナーナイフモア)で
草刈りをしていた7反畑の耕耘をしました。
 
作業前に全景と思い、まずは夏野菜を
植えている3反畑。

梅雨の影響で半分ほどが雑草で緑に
侵食されてます。
晴れたら、耕耘機で除草を兼ねた耕耘をする予定です。





雑草に覆われた7反畑。

草刈をして雑草マルチをしてましたが、
ひと月経てば緑一色になります。






7反畑の近影。

生えているのはイネ科、ウリ科、キク科に
加えて、ギシギシ草のような雑草や
一部にアシが生えてます。





クボタのトラクター40馬力で約3時間。
7反畑の耕耘終了。

ゴミとイネ科の雑草は暇があれば畑から
取り出すつもりですが、開墾は概ね終了です。

2016年6月26日日曜日

ミニゴボウ②・ラッカセイ②(発芽)、ツルムラサキ③(定植)、キュウリ⑤(収穫)

こんばんは、八巻野菜です。
昨日(6/25)は朝の雨天で
私用を優先したので畑作業はお休みしました。

本日(6/26)は不本意ながら
やまきファーム初収穫としてキュウリを獲りました。

単純に花芽の摘み忘れが大きくなった
だけですが、出来はまずますです。

半白ぽいですが、品種名は「加賀節成胡瓜」で
今流行りの白イボ系ではなく、昔の黒イボ系です。
白い粉(ブルーム)が付いており、生で食べましたが
個人的な感想は歯応えが良く美味しいです。


最近、鳥(たぶんカラス)と推測しますが
発芽した苗を抜かれるイタズラが出てきました。

ポット育苗中のツルムラサキと、
発芽したダイズが食べられたわけでもなく
抜かれた状態で発見しました。




調子に乗って抜かれるのもイヤなので
ツルムラサキを定植しました。
管理機作成の黒マルチ畝で株間約50cm。
一箇所に1~3本立て。気持ち浅めの平植え。
無事だった30株を植えました。

後日、1500mm支柱を立てて誘引する予定です。






ミニゴボウが発芽しました。
収穫は苦労しそうですが、八巻野菜の秋冬野菜の
主力になればありがたいです。

ラッカセイも発芽しました。
こちらは炒ることが出来ないので、
販売方法が限られる難しい野菜です。

鳥害に遭わなければ、枝豆(ダイズ)と
同じ感じで収穫出来ると思ってます。



優先順位の高いニンジン・ミニゴボウの播種は
明日も晴れて、かつ明朝まで雨が降らなければ
農業公社からトラクターを借りて7反畑の開墾するので延期しました。

他の野菜を植えるには畝作りをしていないので、
トマト・キュウリの誘引・整枝・摘果をしました。

トマトについては後日、中間記録をまとめたいです。

2016年6月24日金曜日

作業小屋整理(棚作成)

こんばんは、八巻野菜です。
朝から畑に向かう途中で小雨が降ってきたので
畑作業を中止して、間借りしている作業小屋の整理をしました。
※整理前は5/19の写真参照

作業小屋は知人の敷地内にあり、
小屋は2区画に分かれています。

2区画とも半分ずつお借りして
片方に農具など、もう片方は農機具を
置いてます。本日は鉄パイプで
農具の棚を作って空間を広くしました。

鉄パイプで作った理由は強度と
組立・解体が出来ることです。

失敗した点は鉄パイプを全て同じサイズにしたので
支柱の足場が弱く、強い力で揺らすと傾いて倒れます。
後日、鎖で倒れないように固定する予定です。

次に作るときは支柱にする鉄パイプは太くして
しっかりとした足場を築きたいです。

2016年6月23日木曜日

枝豆(ダイズ)②(発芽)、誘引、雨天休業中

おはようございます、八巻野菜です。
一昨日(6/21)から本日(6/23)は
雨の為、畑作業は進んでません。
 

一昨日(6/21)は05時から作業を始めましたが
09時頃から雨足が強くなったので作業終了。
行った作業はトマトの誘引だけです。

6/20夕方にあった豪雨の影響はありませんでした。
畑の排水性は維持していきたいものです。

 

昨日(6/22)も05時から作業を始めましたが
小雨が続き畑の状態が悪くなったので12時で終了。
行った作業は野菜の誘引と株元の除草です。

枝豆(ダイズ)が発芽しました。
雨という天候理由もありますが、
鳥害に遭わなければ、次年度からは
畝数を増やすつもりです。

帰りに東松山市市役所に寄って、
修正した”青年等就農計画認定申請書”を提出しました。
今回は記入欄の”営農構想”が原紙だと4行しかなく
書ききれなかった感があったので、
箇条書きした別紙を添付してヤル気アピールをしています。


本日(6/23)は朝から雨で作業はお休み。
今後の作業予定を優先度が高い順に書くと

①ニンジン(新黒田五寸)、ミニゴボウ(山牛蒡)の播種(※天候のよる)
②ミニニンジン(時なし三寸)、二十日ダイコン(コメット)、
 フダンソウ(スイスチャード)の畝作りと播種(※天候による)
③ポット育苗しているツルムラサキの定植(※天候による)
④トマトの脇芽摘み、摘花などの管理(※天候による)
⑤トレイ育苗しているニラの定植(※天候による)
⑥ネギ(ふゆわらべ)の育苗土作り(※天候による)
⑦耕耘と除草(※天候による)

天候に左右されるものしか残っていません。

秋冬野菜に向けて、6/1にトラクターで除草した7反畑も
3週間放置していたので膝丈位の雑草が伸びてきました。
こちらも早々にトラクターによる耕耘が必要ですが
畑が乾かないと行えないので、晴れる日が来るのを待つだけです。

2016年6月20日月曜日

ミニゴボウ①(直播き)、除草、青年就農給付金(経営開始型)②、他色々

こんにちは、八巻野菜です。
晴れた日に農業以外のことをしていると
”もったいない ”と思う思考になりました。

前日(6/19)はミニゴボウの種まきをしました。

品種は山牛蒡(固定種)。
キク科は好光性種子で発芽が悪いイメージが
私のなかにあるので、発芽率を上げる為
ガーゼに包んで常温の水に一晩浸しました。 

写真右側のニンジン(新黒田五寸)は
蒔くタイミングを失したので延期しました。


ゴボウとニンジン共に好光性種子なので覆土
(種に掛ける土)は薄く、乾燥すると発芽が
悪い難しい野菜です。

やまきファームは水管理出来ないので
遮光ネットによる乾燥予防を考えましたが、
敷き藁があれば出来そうなので近場に
生えていたイネ・ムギ科の雑草を使ってみます。 

ニンジンの乾燥予防に使った後は、カボチャなどの
敷き藁代わりに転用するつもりです。 

ミニゴボウは管理機作成の畝。幅約60~70cm、高さ約20cm。
穴あき黒マルチ使用で間隔15cmの5条で1箇所に3粒蒔き。
蒔き方は植え穴を手で押して、やや鉢状に凹ませてから種を置きます。
掛ける土は細かい粘土質を選び、乾燥しにくいように軽く鎮圧しました。

今回はここで問題が発生。
一晩水に浸けたことで種が蒔きにくいことと、大半が発芽しており
芽を折らないように、かつ種が乾かないように作業したので時間が掛かりました。

ひと袋1mlで種数は約1,000粒ほどあったと思いますが、
約25mの畝半分蒔くのに約4時間。作業効率は悪いです。
次回は作業効率を優先して水に浸けないで蒔く予定です。

午後からポツポツとにわか雨が降り出し、
雑草を敷くには風が強かったのでニンジンの種蒔きは延期です。


本日(6/20)は天気予報内容と未明に降った雨で
畑作業を休んで、市役所など色々と回ってきました。

先日メールで提出した”青年等就農計画認定申請書”で
農政課担当の方から是正箇所の指摘を幾つか頂きました。
詳しく書くと問題になりそうなので、簡単に書くと”数字の整合性”です。

「1年目と5年目の収量は倍なのに、所得が3倍以上になるのはおかしい」という感じです。
口頭で説明出来れば問題ない(?)のですが、提出するのは簡潔な内容記述の
書面なので”2倍なら2倍にする”のが良いみたいです。

給付金申請対応の後、農政課の別の方からありがたい話があり
内容は「東松山市のデパートが新しい試みとして地元農家の
野菜販売するので八巻野菜を紹介してもよいか」とのこと。
こちらも色々と条件はありますが、話をする席を設けて頂けることになりました。

最後に夕方に降った豪雨がやまきファームに
どの程度影響を及ぼすかちょっと心配です。

2016年6月18日土曜日

枝豆(ダイズ)①・ラッカセイ①(直播き)、トウガン③(定植)

こんばんは、八巻野菜です。
本日は管理機で畝作りをして、直播きと定植をしました。

 
初めて穴空きマルチ使用。
「9515」という規格で幅95cmの株間15cm。

実際に使ってみると、両端の穴がギリギリです。

2本畝立てしました。
ミニゴボウとニンジンの直播き用です。





今回直播きしたのは枝豆(ダイズ)の秘伝。
青豆で大粒の中晩生ということで選びました。

旬の時期に採れば枝豆。
遅れた場合は枯れるまで待って
大豆として収穫したいです。




枝豆(ダイズ)以外に直播きした落花生。

こちらは蒔く時期が遅れてますが、
お試し感覚です。



管理機で畝作りしたので、畝幅約60cm
高さ約20cm、長さは約25m。

枝豆(ダイズ)は株間約45cmの一条植え。
一箇所に3粒蒔いて、植える深さは人差し指の
第一関節(約3cm)にしました。

ばら蒔き、筋播きと色々考えましたが
雑草と間違えない為に今回はきちんと植えました。

落花生は株間30cmの一条植え。種の数が少なかったので1粒蒔きの深さ約3cm。
袋に「種は横向き」と書いてあったので、その通りに植えましたが
どんな意味があるのかわかりません。

やまきファームは台風や大雨の場合、川の水位上昇で冠水する場所なので、
マルチ掛けしていない畝がどの位削られるか確認する意味も込めています。


午後はトウガンの定植。
株間1mで24株。株数は購入した種の数です。
ひと袋約10粒。2袋の24粒全て発芽。

本葉2枚で定植ですが、気温が高い所為か
ポットの生育が遅いです。
 一週間遅れで蒔いたトウガンと見分けがつかないので
全て定植しました。


用意していた飲料水が尽きて、軽い脱水状態になったので本日は15時で終了。

2016年6月17日金曜日

鳥避け、キュウリ誘引

こんばんは、八巻野菜です。
雨の2日間(6/15、16)は自宅でのんびり過ごしてました。

のんびりのなかで行った作業は以下の通り。
・青年等就農計画認定申請書の作成→メール送信済
・農業計画書の修正(主に秋冬野菜中心)
・提出用の農業日誌作成
・農機具屋さんにクリーンシーダー発注
・税務署対応
・東松山農林振興センター対応

提出用の農業日誌作成で月間労働日数と時間をまとめたところ、
・4月・・・22/30日(休日8) 労働総時間159H
・5月・・・22/31日(休日9) 労働総時間197H

雨が降れば休みになる点と、在宅作業時間は含まれてませんが
週休2日8~9時間労働と変わりません。
やることは多いですが、一人で対応出来るペースを維持していきたいです。


本日(6/17)は雨上がりで耕せる状態ではない為、畝作りは断念。
管理作業でキュウリ誘引とトマト鳥避けを行いました。


日課の野菜観察ですが、ナスの葉が虫に
かじられてきました。

畑に戻して最初の年ですが、虫の被害は多いです。
農薬は使わないと決めてますが、
虫害が毎日続くと農薬による防除虫は
農業にとって重要なことと実感します。




トマトの果実が虫っぽくない傷で
落ちているのがチラホラありました。

鳥の可能性があるので、鳥避けすることを決断。





最初はキュウリの誘引2回目。

自分の中でキュウリは今年失敗した野菜ですが、
キュウリ自身の強さに助けられています。

現在は親ヅルと”キュウリネットに届く”子ヅル1本
の2本立てで伸ばしてます。

もう少し生育してほしいので花芽は摘み採り、
7月収穫を目標にしたいです。

ホームセンターでテグス4号(¥500)を買って、
午後から鳥避けを張りました。

鳥のフンが葉に付着していたので、
果実に被害が及ぶ前にテグスを張って
支柱にとまれないようにしました。

支柱頭の十字カットがよい感じでテグスが張れます。


果実の対策としてはトマト手前に
高さ約25cmでテグスを張りました。

支柱に麻紐を巻いてテグスが
ズレないようにしました。



今回の対応で鳥の被害が減ればよいのですが、
変化が無い場合は別の方法を考えます。

2016年6月14日火曜日

青年就農給付金(経営開始型)手続き確認、トマト⑧(管理)、除草

こんばんは、八巻野菜です。
昨日(6/13)は雨で畑作業はお休み。

東松山市農政課から青年就農給付金(経営開始型)について
連絡があったので、朝イチでお伺いしました。
内容は以下の通り。
・担当が変わったので再度、現状に修正した青年等就農計画認定申請書
 を提出してほしい。(期限は6月いっぱい)

・人農地プランを作成するにあたり、今の農地より広く借りる(?)可能性あり。
 さらに畑のある地域(私の畑は”合ノ免”と呼ばれてます)の地権者から
 アンケートをとり、農家の担い手に相応しいか確認する。
 その後で地域の方々を集めて話し合いの場を設けるが、原則参加してほしい。
 ※人農地プランの作成は農政課が主体。時間が掛かる

・農業日誌を作成しているかの確認。
 給付対象になった場合は提出してもらう。
 書式は問わないのでエクセル箇条書きでもよい。
 ※八巻野菜はブログとGoogleカレンダーで記録してます

私個人ですることは書類を作成して提出するだけです。
給付金以外の話もありました。

・”東松山農業会NEXT”の規約が変更となり、
 加入条件が「市内在住で農業をしている50歳未満」から
 「市内で農業をしている50歳未満」になった。
 ※八巻野菜は隣の吉見町だったので条件を満たしていなかったが
   加入する方向で農政課から会長に連絡をして頂く

・東松山農林振興センターで奇数月の第3木曜日に新規就農者たちの
 研修と交流を兼ねたニューファーマーズサロンを開催している。
 次回7/21のテーマは「農業生産工程管理(GAP:Good Agricultural Practice)」
 ※参加する方向で八巻野菜のメールアドレスを担当者へ伝えて頂く


市役所の後、夕方まで暇だったので研修先にお邪魔して
出荷作業の手伝いをさせて頂きました。
研修中も色々と考えながら作業してましたが、農業を始めてから
出荷作業をしたことで品質確認の重要性が再認識出来ました。

 


本日(6/14)は畝作りとマルチ張り、
そして色々な種まきを予定してましたが
畑が乾かなかったので明日に延期です。




 
出来ることはトマトの管理向上です。
今回行ったことは以下の通り。

・トマト全種一番花直下脇芽は残している

・ステラミニトマトは着果しているので、
 二番花直下脇芽も伸ばし花芽で摘心
・一番花の着果数は最大6とする

・中大玉トマトは一番花直下脇芽以外は摘み取る
 ・一番花着果数は最大4とする
 ・着果が悪い、もしくは無い株の一番花直下脇芽を摘心

・一番花から下の本葉で枯れている、萎れている、
 黄ばんでいる、マルチに触れているものは主茎の枝元から切り取る

簡単に云うと”トマトの成長を促し、実が付かないようなら弱らせる。
風対策と通気性を兼ねて光合成が期待出来ない葉を除去した”だけです。

マイクロトマトは放任してます。


午後は畑の表面は乾いたので主に除草作業。
作業中、キュウリ2株の茎元が折れて
萎れているのを確認。

原因は支柱やネットが遅れたこと。
誘引していなかったので風で茎元が
揺さぶられたことです。

管理が追いつかないと、栽培は難しいと痛感します。

2016年6月12日日曜日

キュウリ⑤(誘引・整枝)、耕耘、除草

こんばんは、八巻野菜です。
本日の午前中は耕耘とキュウリの誘引・整枝。
午後は主に除草作業を行いました。

予定していたニラの定植ですが、まだ早かったか
それとも育苗土の問題か、植え付ける際に
トレイの土が崩れるので6株ほど植えたところで延期としました。

耕耘作業ですが、多少の雑草は除草を兼ねて
基本的にすき込んでいます。

耕した深さは植え付ける場所なので約20~30cm。
耕耘機には負担を掛けてます。

そして前に進まない耕耘機を人力で押し進めるので
深くするほど体力と筋力を使います。


耕耘作業の休憩として、キュウリの誘引
及び整枝を行いました。

キュウリは定植してからネットを張るまで
ほとんど手をつけていません。

今回はキュウリネットの高さまでの花芽を摘み取り、
ネットの反対に伸びた子ヅルは葉を残して全てカット。
主枝とネット側に伸びた子ヅル1本を誘引。
黄色くなった、もしくは枯れた葉も全て摘み採りました。


摘み取った花芽でいくつかは実になりそうでしたが
今は主枝の生育を優先です。

手をつけていなかった代償として
アブラムシが少し着いてました。



午後は予定していたニラの定植が無くなったので、
畝間通路の除草をしました。

現在、やまきファームに生える雑草は主に4種類。
・オオオナモミ(キク科)
・アバレウリ(ウリ科)
・スギナ(トクサ科)
・イネ科の雑草(判別出来ません) 

オオオナモミとアバレウリは耕したところから、早い段階で生えてきます。
スギナは植え付け したところで他の雑草がいなくなると生えてきます。
イネ科の雑草はポツポツと生えてますが、根を張られると厄介です。

現状の雑草で10cm以下なら”けずっ太郎”で立ちながら除草出来るのが救いです。

2016年6月11日土曜日

スイカ③・モロヘイヤ③(定植)、トマト誘引2回目続き

こんばんは、八巻野菜です。
本日の午前中はトマトの誘引2回目の続き。
午後からスイカ・モロヘイヤの定植をしました。

トマトですが、マイクロトマトが左の写真のように
樹勢が強いというか、脇芽が多いというか
管理するのが厳しくなったので、今後は放任栽培
へ変更します。

理由はマイクロトマト1株の脇芽や誘引する
時間が、他のトマトなら3株ほど行えるからです。

放任栽培でどのくらい収量があるかで
来年も植えるか決めたいと思います。

トマト5品種の中間報告ですが、やまきファームでは
中玉の”スタピス”が現在一番良い感じです。
葉の茂り具合から一番花の着果と文句がありません。

大玉の”世界一”と”ステラミニ”も問題ないのですが、
大玉の”ピンクブランディワイン”が葉の勢いが弱くなった感じがします。
大玉トマトはようやく花が咲いた段階なので、しっかりと着果してほしいものです。

 午後の定植は以下の通り。

スイカ30株。株間1m、やや浅植えで定植。

モロヘイヤ45株。株間50cm。やや浅植えで定植。
1株に3~6本立て。

ニラは時間が無かったので明日定植予定です。

2016年6月10日金曜日

ツルムラサキ②(発芽)、カボチャ③・オクラ③・エンサイ③(定植)、トマト誘引及び脇芽摘み

こんばんは、八巻野菜です。
朝の日課としている野菜観察でナス・ピーマンが
ネキリムシの被害に遭うのはトレイ苗を植えたので
仕方がないと諦めがつきますが、トマトにも虫害が出ました。



トマト2株がアズキノメイガ幼虫に食入されました。
どちらも前回脇芽を摘んだ跡から入っているので
弱くなった場所を狙われました。

1株は株元の主茎で全体が萎れ始めたので
畑から抜き取りました。
もう1株は前回残した脇芽に潜り込んでいたので
なんとか持ちこたえれそうです。


午前中は2回目のトマト誘引と脇芽摘み。
今回は本葉の代わりとして残していた株元の脇芽は
大きくなったことと、他の葉が生えてきたので摘み取りました。

摘み取った脇芽の茎元がボツボツと根っこを生やそうとしていたので、
挿し木すればトマトの収量が増やせるかもしれません。

現在、八巻野菜で残している脇芽は一番花直下のみ。
樹勢のコントローラーとして大事に扱いたいです。

午後は定植ラッシュ。
畝は全て管理機作成なので幅60ー70cm。
高さ約20cm、黒マルチを使用。

最初はカボチャ。株間約1mで31株。
通路のベット幅は1.5mほど。
苗は本葉3~4枚でやや浅植え。
敷き藁は無いですが、ツルが伸びてきたら
周りに生えているイネ科・ムギ科の雑草を
刈って草マルチする予定です。


次はオクラ。株間約60cmで40株。
苗は本葉3枚位でやや浅植え。

固いオクラにならないように
樹勢を落とす方法として
1株3本立てにしてます。
風が強い畑なので支柱を立てる予定です。




最後はエンサイ(空芯菜)。
株間約50cmで48株。
たぶん本葉3、4枚位でやや浅植え。

1株に3,4本立て。
状況によっては間引くかもしれません。





夕方頃、ツルムラサキが発芽しました。

明日はスイカ・モロヘイヤ・ニラ辺りを定植します。

2016年6月9日木曜日

マルチ張り、キュウリ④(ネット失敗)、営業

こんばんは、八巻野菜です。
昨日(6/8)はマルチとキュウリネットを張りました。



早朝の日課として、野菜の観察をしていますが
ピーマン1株がネキリムシの被害に遭いました。

ネキリムシは夜に活動するので事前の発見は
難しいですが、放置すると隣の作物に移動する
ので見つけ次第捕殺します。




嬉しいこととしてはトマト(スタピス・ステラミニ)が
着果しました。

遅蒔きでしたが育苗中は気温が低かったので
実がならないかと不安を感じてました。
後は大玉トマトも着果すれば、 ひと安心です。




遅蒔きのナス(橘田中長)もトレイ苗を定植から
半月経ちましたが、気温が高かったので
順調に生育中です。

初年度の夏野菜主力はナス科なので
頑張ってほしいところです。




黒マルチを7畝張りました。
管理機を使えば1畝10分掛かりません。
その後の人力による土寄せなど入れると
ひと畝20~30分を要します。

定植する野菜は育苗中のカボチャ・スイカ・ニラ・オクラ
・エンサイ・モロヘイヤ・ツルムラサキになります。



畑の中央で露地育苗している野菜たち。
カボチャ・スイカ・オクラは発芽率9割程度。
エンサイも8割程度で良い感じです。

モロヘイヤとニラは発芽前に土を乾かした為、
発芽率は6~7割程度。
種が小さく、覆土が浅い野菜を気温が高い時期に
蒔くのは技術と資材が必要と感じました。




だいぶ遅れてキュウリネットを張りましたが大失敗です。
要因としては以下の通り。
①キュウリネットが短かった
②支柱が少し高かった
③汎用性と軽トラックに積めることを重視した支柱を使用したが
  突起にネットが引っかかり、張り具合が弱い

キュウリからネットまでの高さが最大60cmほど離れているので
頑張って誘引していこうと思います。


本日(6/9)は雨で畑作業はお休み。
東松山市を中心に無農薬野菜や無添加物を取り扱っている
お店を回って八巻野菜の宣伝をしてきました。

今まで営業経験は無く、初めてでしたが心掛けたのは
先方の忙しくない時間帯に訪れて、
対面しながら端的にアピールすること。

ついでに野菜の売れ行きなど聞きましたが、
買いに来る固定客はいらっしゃるそうです。

販売方法は色々と考えてますが、
まずは地元中心に売り込もうと思います。

最後に農業公社へ寄って、先日壊したトラクターの
ハンマーナイフモア(フレームモア)の修理見積もりを頂きました。

約13万円・・・痛い出費です。

2016年6月7日火曜日

耕耘・支柱立て

こんばんは、八巻野菜です。
涼しくなったので農作業はしやすくなりましたが、
野菜にとってはあまりよい気候ではなさそうです。


 
日課の野菜観察でトマト(世界一)の1株が
昨日までは元気だったのに、今朝確認したら
萎れてました。






症状からみると窒素不足か、
半身萎凋病の初期っぽいです。

窒素不足なら他の株にも影響が出るので
病気と判断して、抜き取り畑の外へ除去しました。

病気が出ると、晴れの日が恋しくなります。


本日はマルチを張って定植する予定地を耕耘機で
深さ約15~20cmにして耕しました。

深くするほど、前へ進むときに人間の力で押さないと
耕耘機の力だけでは動いてくれません。

カボチャ他、現在育苗中の野菜でマルチ掛けが必要な畝分は耕耘出来ました。
支柱も新たに購入して、現時点で畑に定植して支柱が必要なところは
全て挿してあります。

野菜の生育速度に対して、畑の準備が間に合うようになりました。