2017年6月17日土曜日

飲食店出荷再開、ジャガイモ収穫(続き)、ジャガイモ考察

こんにちは、八巻野菜です。

お野菜の品目数がだいぶ安定してきたので、
お世話になった飲食店へ出荷再開のご連絡を
したところ、早速ご用命を承ることが出来ました。


本日(6/17)は先日に続いて、
ジャガイモの収穫。

今回掘ったのは「でじま」と
「グラウンド・ペチカ」の畝半分ずつ。




両方とも秋ジャガイモの主力として
種イモの確保が目的で栽培しましたが、
大きな誤算というか収穫したイモが
”大きすぎる”結果になりました。

「でじま」は1個で約500gになるのも
チラホラあり、種イモになりそうな
50g前後の小イモはほとんどありません。

1株約1kgの収穫量があり、
今回30株分で約30kgの収穫量になってます。

「グラウンド・ペチカ」は概ね100~300gが
採れましたが、大きいのは約400gと
こちらも予想以上に育ってます。

虫害(オケラによる食害)は
「男爵」・「でじま」に比べて
「グラウンド・ペチカ」が多いです。

こちらは30株で約25kgの収穫量ですが、
ロス分が約5kgほど発生しています。

今回のジャガイモが大きく育った要因を幾つ考察してみました。

・植え深さを地表から約15~20cmにしたこと
 →種イモから地表まで長い分、根っこの数(張り)が良かった可能性あり
・無肥料栽培の特徴として根張りの良さが上手く組み合った
・今年は雨が少ない天候だったが、
 晴れが多かったことで光合成が盛んだった可能性あり
 30度を超える日が少なかったこと、
 湿度の高い日が続かなかったことで株が弱らなかった
・黒マルチによる保湿が効いていた
・正代畑の土質(沖積土)保水の高さと排水の良さが活きた

影響があったか不明なのは
・芽欠き・・・「男爵」は1株2本、
        「でじま」と「グラウンド・ペチカ」は1株3~4本にしたが
       大きさや収量など今回は明確な差が無い
・摘花・・・6/17現在も全種概ね葉茎は枯れておらず
      「でじま」に関しては青々としており、一部は花が残っている
      収穫を枯れるまで延ばした場合、梅雨の天候に当たる他
      今回のような大きいイモだと割れる可能性あり

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