2017年2月25日土曜日

小カブ(2016まとめ版)

こんばんは、八巻野菜です。
本日は耕耘作業のみなので
冬野菜のまとめを記録させて頂きます。

2016年栽培した「理想覆下小かぶ」(固定種)。
本日(2017年2/25時点)で収穫・出荷出来る
八巻野菜の優良な冬野菜です。

・9/3一回目播種。(天候不良と害虫被害で収穫出来ず)

・10/14 二回目の播種。
 畝長さ約30m、畝幅約65cm、3条植え、2畝分
 播種機(クリーンシーダ)使用。ローラー”Y-12”、株間12cm

・12月後半から収穫開始。
 葉付きで150g/¥150-(1kg/¥1,000-)。
 根野菜なので洗浄実施。


・1月中旬
 葉の黄ばみと付け根に虫が多いので葉を切り捨てて販売。
 霜により外側の薄皮一枚残る食感が出始めたので増量値下げ。
 250~300g/¥150-。(4~7個分)

・2月初旬
 正味する部分に黄ばみや肌荒れが出始める。

・2月中旬
 気温が高い日がチラホラあり、実割れするのが出始める。
 裂根もチラホラあるがス入りなし。

・2/25時点
 収穫をして出荷・販売を継続中。

【総評と課題】
葉付きで販売した時は売れ行きイマイチでしたが、
状態が一段落ちたので増量して値下げ販売したところ
売れ筋となった準主力野菜です。

播種機で蒔いて除草はせず、1箇所に2~3株成りました。
良い大きさのカブを収穫した後も、残ったカブが肥大したので
予想以上に収穫することが出来ました。

葉を茎元から全て落とすようにしてから、
手間が掛かるのは洗浄だけになり
虫チェックが無くなったので作業が捗りました。
(品質が落ちた分と作業が楽になった分を販売価格に反映)

本来は名前の由来になっている”覆下”(トンネル栽培)
推奨ですが、畑の土質と埼玉県東松山市の気候で
資材を使用せずに採り続けることが出来ました。
晩抽性と耐寒性で選んだ品種ですがアタリを引いた気分です。

出荷時は生食・調理を想定して、直径3~4cmの小さいモノも
加えてますが問題ないようです。
(加工せずに調理出来るタマネギの”ペコロス”や
 ジャガイモ”小玉”の感覚ですかね)

9月蒔きの場合は播種後の防虫ネットが必要です。
ただ、ネットをすると遮光率(約15%)が上がり、
生育に影響が出ると思うので
無理をするよりは10月蒔きが良さそうです。

2017年は3~4畝分を蒔こうと思います。

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