2017年12月30日土曜日

仕事納め

こんばんは、八巻野菜です。
本日(12/30)の出荷をもって
今年の農作業は終了となりました。


前日(12/29)は最後の畑仕事。

収穫作業のみでしたが、
残っているお野菜が少ないので
10時過ぎに開始して16時前に終了。




来年は1/2から出荷があるので
元旦から仕事を始めます。

2017年12月22日金曜日

近状報告(12月中旬)

こんばんは、八巻野菜です。


埼玉県の真ん中ですが12月の半ばから
朝晩の冷え込みが厳しく、冬の葉野菜
・シュンギク
・ミズナ
・チンゲンサイ
は収穫終了となります。



シュンギクは収穫をしてなかった
ひと区画分はギリギリ生き残ってますが、
ミズナは葉先が枯れたり萎れたり
チンゲンサイは黄色くなりました。




サトイモも寒さに弱いので、
収穫ペースを2~3日に一度にして
1回の出荷分のみとしてます。

保管(保温)出来る場所が無いので
畑に置いてますが、今期は年内出荷分
しかないのでビニールや土を掛けて
保存(保温・保湿)する方法はしていません。


正代畑の片付けはほぼ終了。
来期(翌4月)まで畑を休ませます。

2月中旬までは収穫作業中心ですが、
今期は残っているお野菜が少ないので
早々に休業宣言をするかもしれません。

2017年12月15日金曜日

秋冬野菜の記録(2017年版)

こんばんは、八巻野菜です。

農作業はほぼ収穫のみで進展なし。
今期の秋冬野菜で思ったこと・感じたことを
備忘録として書き残しておきます。


前年は11月の積雪でほとんど収穫出来ず、
栽培記録が採れなかったシュンギク。

今年は12/15時点、露地栽培資材無し
でも収穫出来てます。


左の写真上が採り忘れていた・遅れていた
本葉部。葉茎が太いので生育がよい所為か
霜に当たってもしっかりしてます。

写真下が脇芽部。葉茎が細いので
耐寒性が弱いのか霜枯れが出てます。


今期のシュンギクが霜に強い理由として
他に考えられる理由は2点。

・栽培している野本畑の北側にある
 竹林が乾いた北風を防いでいる
 →河川敷の正代畑に蒔いたシュンギクは
  葉茎が黄色く枯れ始めている

・播種機で直播きの密集した状態が
 ある程度の保湿をしている
 →前期の長ネギ育苗でも雑草と共生したのは
  生育がよかった(2017.3/9記録参照)



ハクサイは今期2種類栽培してますが
年内採り予定の「野崎白菜二号」(写真左2畝)
は霜で葉が黄色くなってます。

年明け収穫予定の「新松島二号」(写真右3畝)
は耐寒性が強いのか葉は緑色を保ってます。


今期は台風冠水で土が付着した
葉が多いので、剥がしていくと
1個約300~500g。

水に浸かったことで生育も悪く、
今期は頭を紐で縛っていないので
いつまで収穫出来るか未定。


9月蒔きしたキャベツは鳥害に遭ってます。
正代畑は周りに木が無くカラスが多いので、
ヒヨドリなど近寄らないと思ってました。

12月に入ったら防鳥ネットは必要です。




アブラナ科の葉野菜(チンゲンサイ
・ミズナなど)は前年と同様に
資材無しの9月蒔きは虫害でほぼ失敗。

10月蒔きは前年より虫害が少なく
販売しています。


コマツナのみ9月蒔きの収穫をしてますが、
前年の3条蒔きから2条蒔きにした所為か
かなり大株に育ちました。

次からは早採り分のみ2条にして、
生育を抑える目的で3条蒔きに戻す予定。


台風冠水後、11月に蒔いた
アブラナ科はほぼ全滅。
(右写真の右側2畝)

発芽は確認しましたが、
生育悪く寒さと霜に負けたようです。



日本ホウレンソウは寒さや霜に
耐えてますが生育遅め。

2月頃に収穫出来れば良いのですが
場合によっては積算温度を稼ぐ意味で
トンネル栽培を検討中。

2017年12月11日月曜日

ソラマメ②(発芽)、他

こんばんは、八巻野菜です。

11/13蒔きのソラマメ「初姫」の
発芽を確認。

端境期かつ、保存出来るお野菜が無い
春時期(5月中旬)の貴重な戦力なので、
失敗したら初夏(6月)まで出荷出来る
お野菜が減るところでした。


本日(12/11)から少しですが
ホウレンソウ「次郎丸」を出荷。

冠水被害から立ち直った分しかないので
年内採りで出荷が終わりそうです。
霜に当たっているので日本ホウレンソウの
ような甘みが出てます。


逆に霜に当たることで出荷が終わりそうな
シュンギク「中葉春菊」。

10月からの売上頭でしたが、霜に当たることで
葉が黄ばむ・萎れる・茎の繊維が固くなるなど
見た目と食味が悪くなるので今週辺りが限界と
思われます。


来期は10月蒔きの11月中旬トンネル栽培のシュンギクを
作って12月出荷が維持出来るか試す予定です。
※今期は正代畑で作ってましたが、冠水被害で生育が悪く中止。


農作業以外に関しては

・農地賃借料の振込
 →耕作地は1.1haから1.4haに増えたが
  今年借りた畑は無料なので前年と変わらず約¥24,000-

・農協(JA)の組合員を”准”から”正”へ移行手続き
 →来年の軽トラック新車購入で自己資金を大きく減らすより
  「JA農機ハウスローン」(金利年0.2%)を組もうか検討中

・上記と並行して、埼玉中央農業協同組合が運営している
 東松山市農産直売所「いなほてらす」への農産物出品手続き
 →来年1月の役員会承認待ち

・今期の農業次世代人材投資資金(旧青年就農給付金)手続き
 →書類は東松山市農政課でほぼ作成して頂いたので確認と捺印のみ
  給付金振込は来年1月と3月の二分割とのこと

・東松山市農林振興センター研修会(認定式・講演会)参加
 →来年1月第3木曜日に行わる「New Farmer's Salon 新規就農者勉強会」
  で新規就農事例のオファーを頂いたので、ブログよりも生々しい資料を作成予定

2017年12月9日土曜日

12月出荷状況(備忘録)

こんばんは、八巻野菜です。

12/9時点で出荷しているお野菜は以下の通り。
・ハクサイ「野崎白菜二号」
・シュンギク「中葉春菊」
・長ネギ「雷帝下仁田」※土付き
・サトイモ「土垂」
・ニンジン「時なし三寸」※土付き
・コマツナ「晩生小松菜」※大株販売
・ミズナ「晩生千筋京水菜」※小株販売
・チンゲンサイ
・トウガン「姫冬瓜」
・小カブ「理想覆下小かぶ」※土付き

ダイコンは本日出荷にて今期終了。

品目数はそこそこありますが、
ニンジン・ハクサイ・長ネギ以外は
年内出荷出来るかギリギリな状態と
畑事情は苦しいです。

今期の根菜系はサトイモ以外洗わず、
店舗販売でも「土付き」に変更。
栽培方法の表現強化と、出荷労力の短縮が目的です。

試験的なので多い数は出してませんが
現状の売れ行きは良い感じなので、
「八巻野菜=土付き」という認識を
頂ければ差別化が図れそうです。

2017年12月7日木曜日

近状

こんばんは、八巻野菜です。

冬場は農作業の進捗がないので
ブログの更新頻度が落ちています。


11/13直播きしたサヤエンドウ
「スジナイン」の発芽を確認。

ソラマメ「初姫」も種(豆)が
傾いているのがあり、一部発芽している模様。




冬場の主な作業の流れとして、
①朝7時起床
②09時頃に前日収穫した野菜の出荷
③昼頃まで畑作業
④午後は収穫と調整(袋詰め)
⑤17時前に帰宅

夏場の朝04時起床して05~06時から収穫。
10時に出荷して、17時まで農作業していた頃と
比べると余裕があります。

台風冠水で被害に遭ったダイコン畝の
片付けをしましたが、何本か無事だったので
土付き販売を実施。

今年初めて栽培した「大蔵大根」は
円筒のような寸胴なので、尻太りする
「三浦大根」より楽に抜けました。
来期の年明け販売の白首ダイコンは
「大蔵大根」にしようと思います。

棘種の日本ホウレンソウを蒔いて
ボロボロになった播種機の発注した
部品が届きました。

小さい部品ですが、「ブラシ」と
「ガイドローラー」(スポンジ付銅板)
合わせて税抜¥4,200-。

少し前ですが、正代畑のニンニク畝で
四つ足生物”ウサギ”を目撃。
ニンニクやコマツナなど齧らる被害が
チラホラあります。

小動物は基本、ニンニクを食べると
赤血球が破壊されるみたいですが、
被害が拡大する前に対処したいです。

2017年11月30日木曜日

「畝収」という考え方、軽トラック新車見積もり、他

こんばんは、八巻野菜です。

畑作業は除草・耕耘・収穫と
特記することはしていません。

11/28は午後からJAバンク主体の
新規就農応援授業事前説明会に参加。

前年も参加して助成金を頂きましたが、
収入が安定していないので大変助かります。
※助成金は”雑収入”扱いの収入となるので
 農業次世代人材投資資金が減額となる場合あり。




11/29は午後から新車
(軽トラック)の見積もり相談。

現在使っている中古の軽トラックが
来年3月に車検を迎えますが、
車検代+タイヤ・クラッチ板交換+破損箇所の修繕費
の出費以外に今後の安全性や燃料費(現在8~10km/L)
を考えると買い替えた方が安い気がします。

頂いた見積もり金額は必要最低限の装備に
税金・手続きを合わせて総額約120万円。
納車手続きにひと月掛かるので、来年1月までに決断します。


11/30は雨天気になりそうだったので出荷のみ実施。



今回のタイトルにある”畝収”という言葉ですが、
八巻野菜の収益の考え方です。

一般的には”反収”(一反=約10アールの収穫高)ですが、
八巻野菜は農薬・肥料を使わない多品目栽培なので
 ・1品目の栽培面積が小さい
 ・販路が狭いので捌ける量が限られている
 ・独り作業なので労働力も限られている

そこで畝の長さを約30mに統一して、
1畝分の売上をみながら農業をしています。

現在(11/30時点)で出荷している
お野菜で例えると以下の内容となります。

・サトイモ「土垂」
 1株収穫量:約1.0~1.5kg
 栽培方法:株間約50cm植えなので、1畝60株
 販売価格:1kg/¥600-
 販売方法:店舗販売のみ、1袋で約350g/¥200-
 一日売上:約¥2,000~3,000-(約10~15袋分)

 1畝(1列)の収穫量は約70kg(中間値1.2kgで計算)。
 1畝の収益見込はおよそ¥42,000-。
 1日3~5k出荷(月換算で90~150kg)。
 11~翌3月頃(約120日分)の出荷なら約400~600kg分
 6~8畝必要。※個人と飲食店の出荷分も考慮するなら10畝。
 →サトイモは今期2畝分しか栽培していないので、年内で出荷終了です。

・シュンギク「中葉春菊」
 栽培方法:株間約15cm3条蒔の密集栽培
 販売価格:1kg/¥1,500-
 販売方法:店舗販売のみ、1袋で約100g/¥150-
 一日売上:約¥1,500ー(10袋分)

 1畝の収穫量は不明。(1日3~5kg位は収穫出来る感あり)
 2017.11月時点の販路的に一日で捌ける量は約1kg程度。
 10~11月の2カ月(60日分)として、
 1畝の収益見込はおよそ¥90,000-。

 シュンギクはもっと収穫は出来るけど、
 今期は販路がないので売上は頭打ち。
 →販路を開拓すれば収益見込が増やせるので、
  来期は畑近くにあるJA直売所に卸してみようと思います。


八巻野菜の1畝辺りの収益見込が高いのは以下の通り。
・シュンギク    約¥90,000-
・ニンニク     約¥60,000-
・ツルムラサキ   約¥50,000- ※収穫・出荷期間が長い為
・トマト      約¥45,000-
・サトイモ     約¥42,000-
・キュウリ     約¥40,000-
・日本ホウレンソウ 約¥35,000-
・長ネギ      約¥30,000-

人気があるモノ、収穫・出荷期間が長いモノ、
常に一定して売れるモノは”畝収”が良いです。

逆に収益見込が低いのは
・エンサイ(空心菜) 約¥4,000ー  ※今期5株のみ、ほぼ飲食店販売
・二十日ダイコン   約¥5,000-  ※収穫・出荷期間が短い為
・トウガン      約¥10,000- ※主に飲食店とイベント販売

青果市場価格が低いモノ、収穫・出荷期間が短いモノ、
収穫量は多くても人気がないモノは”畝収”が悪いです。

今回の内容は地域や販路先によって変わります。
売上金額や収益見込は単純計算で表してますが、
実際は店舗掛け率や割引・値引販売など下方修正をしたりします。

2017年11月27日月曜日

野菜価格(2017年版)

こんばんは、八巻野菜です。


本日(11/27)より、少量ですが
 ・ミズナ「晩生千筋京水菜」
 ・小カブ「理想覆下小かぶ」
 ・チンゲンサイ
の販売を開始。




備忘録を兼ねて、八巻野菜の
野菜価格(2017年版)を表記しておきます。
※()内は店頭販売価格

根菜類
・ニンジン    1kg/¥500-  (400g/¥200-) ※2~5本
・タマネギ    1kg/¥600-  ※販売実績なし
 →ペコロスサイズ1kg/¥800-  (200g/¥200-)
・ジャガイモ   1kg/¥500-  (400g/¥200-) ※2~6個
・サツマイモ   1kg/¥500-  (400g/¥200-) ※1~3本
・サトイモ    1kg/¥600-  (約350g/¥200-) ※3~7個
 →直径2cm位の子芋はまとめて約400g/¥200-で販売
・ヤマイモ    1kg/¥800-  (約400g/¥400-)
・ニンニク    1kg/¥4、000-(約50g/¥250-) ※1個
 →バラ売り   1kg/¥3、000-(約50g/¥200-)
・ダイコン    1kg/¥300-  ※1.7kg以上は上限¥500-
・小カブ(葉あり)1kg/¥1、000-(約150g/¥150-)
 →年内採りは葉あり
・小カブ(葉なし)1kg/¥600-  (約200g/¥150-)
 →年明けから葉が黄色くなり、食味が薄皮一枚残る感じあり
・二十日ダイコン 1kg/¥1,500-(100g/¥150-)


葉菜類
・ハクサイ     1kg/¥400-   ※1.5kg以上は上限¥600-
・キャベツ     1kg/¥400-   ※1.5kg以上は上限¥600-
・レタス      1kg/¥800-   ※1玉 上限¥400-、下限¥120-
・長ネギ      1kg/¥1、000- (200g/¥240-)※2~4本
・西洋ホウレンソウ 1kg/¥1、200- (150g/¥200-)
・日本ホウレンソウ 1kg/¥1、500ー (150g/¥250-)
・シュンギク    1kg/¥1、500- (100g/¥150-)※3~5本
 →5~7月販売は 1kg/¥1、200-   (100g/¥120-)
・コマツナ     1kg/¥1、000- (約120g/¥150-)
 →3月以降の菜の花1kg/¥800-   (100g/¥100-)
・ノザワナ     1kg/¥1、000- (約120g/¥150-)
 →3月以降の菜の花1kg/¥800-   (100g/¥100-)
・チンゲンサイ   1kg/¥1,000- (約120g/¥150-)
・ニラ       1kg/¥1,200ー (80g/¥120-)
・ミズナ      1kg/¥1、000ー (約120g/150-)
・ツルムラサキ   1kg/¥1,000- (100g/¥120-)
・モロヘイヤ(葉先のみ)1kg/¥2,000- (約60g/¥200-)
・ヨウサイ(空心菜)1kg/1,000-  (100g/¥120-)

果菜類
・トマト     1kg/¥800-    (約400g/¥350-)※2~3個
 →割れたモノは基本3割引、10月採りは1kg/¥1,000-
・ミニトマト   1kg/¥1,000-  (200g/¥200-)※約12個
・ナス      1kg/¥600ー    (300g/¥180-)※3~5本
・キュウリ    1kg/¥600-    (300g/180-) ※2~3本
・ピーマン    1kg/¥1,200-  (約150g/¥200-)※3~6個
・シシトウ    1kg/¥1、500-  (100g/¥150-)※6~10本
・カボチャ    1kg/¥500-    1.6kg以上は上限¥800-
・トウガン    1kg/¥300ー    1・4kg以上は上限¥420-
・スイカ     1kg/¥500-    1.2kg以上は上限¥600-
・マクワウリ   1kg/¥600-    (300g/¥180-)
・ズッキーニ   1kg/¥600-    (300g/¥180ー)
・ゴーヤ     1kg/¥600-    (300g/¥180-)
・トウガラシ   1kg/¥1,000ー  ※販売実績なし

豆類
・ダイズ     1kg/¥1,000-  ※販売実績なし
・ソラマメ    1kg/¥1,000-  (200g/¥240ー)
・サヤエンドウ  1kg/¥1,500-  (100g/¥180-)
・スナップエンドウ1kg/¥1,500-  (100g/¥180-)
・サヤインゲン  1kg/¥1,500-  (100g/¥180ー)
・オクラ     1kg/¥2,000-  (100g/¥200-)※6~12本

店頭販売に関しては、店舗の取り分(掛け率)があるので
売れ筋は基本価格より1~3割増し。

個人はセット販売のみ(¥1,500or¥2,000)として、
価格の1~2割分を増量・もしくは品目数を加えています
※東松山市・吉見町以外は別途送料¥600-を頂いてます。

個人セット¥2,000分の販売の一例として
・トマト   500g/¥400-
・ミニトマト 200g/¥200-
・キュウリ  300g/¥180-
・ナス    400g/¥240-
・ジャガイモ 500g/¥250-
・ツルムラサキ200g/¥200-
・オクラ   100g/¥200-
・ゴーヤ   300g/¥180-
・モロヘイヤ 100g/¥200-
・ニンニク   50g/¥250-
           計¥2,300- 
と¥300(15%分)のサービスとなります。

飲食店販売は初回に限り、試食用として着払いで無料配送実施。
以降、定期的にご用命頂ける場合は”店割”として1割引を適用。

地元(埼玉県東松山市・吉見町)は
宣伝効果が見込めるので”地元割”として1割引を適用。
→地元の飲食店で定期的に使って頂ける場合は2割引を適用

収量が多いお野菜をまとめて引き受けて頂ける場合は3割引を適用。
→一例として在庫が多いジャガイモ5kgでご用命を頂ければ、
 ¥2,500-を¥1,750ーとさせて頂きます。

最後に今回表記した野菜価格は
・収穫状況
・青果市場価格
・八巻野菜の経営状況
などで変更する場合があります。

2017年11月25日土曜日

初霜、他

こんばんは、八巻野菜です。

作業は主に収穫・出荷・除草と
特記する内容はありません。

11/25時点で出荷している
お野菜は以下の通り。
・サトイモ「土垂」
・長ネギ「雷帝下仁田」
・ハクサイ「野崎白菜二号」
・シュンギク「中葉春菊」
・コマツナ「晩生小松菜」
・トウガン「姫冬瓜」 ・ヤマイモ「短径自然薯」


予定ではニンジン・ダイコン・ホウレンソウ・
カブ類にアブラナ科葉物系も出荷するつもりでしたが、
現状の品目数は半分ほどとなってます。


11/22はやまきファームで
今期初霜を観測。

翌11/23は強めの雨で
畑作業はお休み。

雨上がりは気温が上がり、
11月蒔きのホウレンソウは
発芽率ほぼ100%に到達。

野本畑の耕耘を実施。
目的としては除草したイネ科の残渣の
鋤き込みと、夏野菜の残渣(主に根)
の分解。

耕してみましたが、イネ科の残渣は
鋤き込みきれず。時間を置いて年明けに
再度耕耘を行います。


春野菜(主に春ジャガイモ・豆類)の
栽培を予定している正代畑も耕耘を実施。

こちらはアブラナ科(主に西洋カラシナ)
の残渣と、オオイヌノフグリと思われる雑草
を鋤き込んだ”緑肥”効果に期待。


予定していた作業
・タマネギの移植(11月初旬~中旬)
・秋ジャガイモの収穫(11月下旬~12月初旬)
が今期は無くなったので、代わりに
アスパラガス「メリーワトソン」の株を
様子を(枯れるまで)見ながら、
管理しやすい場所へ移植しようと思います。



冠水と水流で葉茎が傷んだ長ネギ
「九条太」も地際で刈り取ったところ
復活したので、早めに移植して
来年の収穫に繋げたいです。

2017年11月19日日曜日

収穫状況

こんばんは、八巻野菜です。

特記する作業はしておらず、
基本的には畑の片付けと収穫作業のみ。

冬の収穫作業のなかでサトイモは
時間が掛かります。掘って・バラシて
洗って・干してとほぼ半日作業。

寒いと傷みだすし、乾燥し過ぎても
味が落ちるので収穫は3~5日に
一度のペースで行ってます。



保存を重視すれば収穫したままの
泥付きで販売したいところですが、
店舗陳列なので現状は泥を落として販売しています。


冠水に耐えた9/5蒔きの
コマツナ「晩生小松菜」。

外側の葉っぱは傷んでいたり、
土汚れがあるので落としますが
新しい葉は虫喰いも少なく良い感じです。

欠点としては、収穫遅れで大株になっていることと
味が良い意味でコマツナらしい主張があり、
悪い意味だと”えぐみ(アクが強い)”があります。


9月中旬に植えたシュンギク第2弾も
台風冠水に負けずに収穫出来るように
なりました。

野本畑の第1弾のシュンギクは脇芽採りで
細かったり・繊維(スジ)の強いのが
チラホラ出てきてます。


前年は11月の積雪であまり収穫出来ませんでしたが、
今年はどこまで収穫出来るか試してみたいところです。


本日(11/19)から
ハクサイ「野崎2号」の収穫開始。

冠水被害で土汚れがひどかったですが、
中心から新たに生えた部分はキレイです。
重量(約500g)はありませんが
細々と販売したいと思います。


冠水に耐えたダイコンは
本日収穫確認したところ、
中心に空洞が来ているので
今期の販売は中止決定とします。





9月蒔きのニンジン「時なし三寸」。
前年は12月頃から収穫開始しましたが、
今年は生育が遅い感じです。

ひと月ほど様子をみながら、出荷は
12月中旬頃を予定してます。

2017年11月15日水曜日

除草、他

こんばんは、八巻野菜です。


前日(11/14)はサトイモの収穫を
予定してましたが、天候が悪くポツポツと
雨が降ってきたので中止。

葉茎が枯れてきたので、茎元から切断。
12月頃に保温・保湿用のシートで覆います。



本日(11/15)は農業公社から
「共立 自走式草刈機」をレンタル。

タイヤではなく、履帯(キャタピラ)
に加えて立ち乗りステップが付いている
ので予想以上に作業が楽でした。

心配な点としては、常に手足に振動が来るので
振動障害にならないよう1時間使用したら
10分ほど休むようにしました。


野本畑は耕耘機に絡まるイネ科の雑草や
畑周りの高い雑草を破砕。

細かくなったので、今月中に耕耘して
残渣を鋤き込んだら来春まで畑を
休めるつもりです。


正代畑は春ジャガイモ予定地に
生えた生えたアブラナ科と、
冠水被害でダメになった作物を粉砕。

こちらは畑表層で乾燥したら
耕耘して畑に鋤き込む予定です。

他に刈払機で除草予定の畑周りなど
多少斜めになっても履帯なので
強引に刈ることが出来ました。

今回の利用料金は¥2,300-ですが、
今月1日から農業公社所有の農業機械利用料金が
条件付きで減額適用となりました。※条件は以下の通り。
 ①農業次世代人材投資事業の交付を受けて、終期から起算して2年未満
 ②東松山市内で就農してから7年未満
 ③東松山市内に就農予定で農業公社理事長が認めた方

八巻野菜は条件①と②に当てはまり、利用料金半額となってます。
(※トラクター耕耘の利用料金は¥10,000→¥5,000となります)


前日の雨のおかげか、11/6に蒔いた
ホウレンソウなど葉物系の発芽を確認。

アブラナ科は目視で発芽率5割程度。
ホウレンソウは1割程度と、
無理して蒔いたけど厳しい状況です。



週末の雨に少しだけ期待しつつ、今後の天候(寒さ)で
生育にどう影響するか経過観察が必要です。

2017年11月13日月曜日

ソラマメ①・サヤエンドウ①(播種)、片付け、他

ご無沙汰しております、八巻野菜です。

この一週間はほぼ片付け作業を実施。
夏野菜の片付けはよいのですが、
冠水被害の片付けはモチベーションが
下がるので作業が緩慢になります。

野本畑に残っていたピーマンとシシトウ
を片付けて、夏野菜は終了となりました。

8月の長雨から除草を怠っていたので
イネ科の雑草がだいぶ生えてます。
後日、農業公社から自走式草刈機を借りて
粉砕したいと思います。


本日(11/13)は春収穫予定
・ソラマメ「初姫」
・サヤエンドウ「スジナイン」
の種蒔きを実施。

サヤエンドウは採れ過ぎても
捌ききれないので株間約35cm
4粒蒔きの20株。

ソラマメは前回千鳥植えでしたが、
今回は1条植えの株間約30cm約60株。
タネ半分が地表に出るように植えてます。


前回と同様に鳥や獣に種(マメ)を
食べられないように防虫ネットで覆います。

虫対策ではないので、裾部は隙間が空いてます。
強風対策として約1.5m間隔でUピン固定。




10月後半の冠水は大被害になるので
来年1月から新たに高台の畑(約2反)
を借りることにしました。

前年は一般栽培でジャガイモを
作っていた畑で、今年は耕耘のみで
何も栽培していないとのこと。

有機や自然栽培の業界的には
「転換期間中」(肥料を抜いてから
3年未満)の畑となります。

脇の道路から一段高い畑なので
水害の心配はありませんが、
整った畑を使うのは初めてなので
色々と試していくつもりです。

2017年11月7日火曜日

蒔き直し、収穫など

こんばんは、八巻野菜です。

11/5は正代畑の片付けと
ニンニクの土寄せを実施。

「けずっ太郎」で削った土を
ニンニクの株元に盛ってみました。

経過観察は必要ですが、ニンニクは
人気があるので持ちこたえてほしいところです。



11/6は翌1月以降の収穫が
出来そうなお野菜の種蒔きを実施。

・ホウレンソウ「あかね法蓮草」
・小カブ「理想覆下小かぶ」
・コマツナ「新黒葉小松菜」
・ツケナ「野沢菜」


ガイドする紐を張らずに畝生成したので
畝は歪つになってます。

八巻野菜は基本、雨の前日に種蒔きをしますが
今回は急ぎなので何度も水を汲んで潅水実施。
潅水作業が一番労力と時間が掛かりました。



トゲトゲした日本ホウレンソウの種を
播種機で蒔いたので、種量を調整する
”ブラシ”と”スポンジ”がボロボロに
なりました。

インターネットで部品注文出来るところが
見つからなかったったので、農機具屋さんに
発注依頼してます。


本日(11/7)は収穫重視。
サトイモは掘って、洗って、乾かすと
半日作業で時間と労力が取られます。

今回は8株分で約20kg分。
1株で約2kg強の収量。


親イモと芽が出た子イモは
来年の種イモにするので
畑に50cmほど穴を掘って
”逆さ”にして埋めて保管します。

12月頃に地表に保温を兼ねた
シートを敷く予定です。


最後に研修仲間の方から
オクラ「ダビデの星」を頂きました。

来年のオラクは種類が増えるので
楽しみです。