2017年12月30日土曜日

仕事納め

こんばんは、八巻野菜です。
本日(12/30)の出荷をもって
今年の農作業は終了となりました。


前日(12/29)は最後の畑仕事。

収穫作業のみでしたが、
残っているお野菜が少ないので
10時過ぎに開始して16時前に終了。




来年は1/2から出荷があるので
元旦から仕事を始めます。

2017年12月22日金曜日

近状報告(12月中旬)

こんばんは、八巻野菜です。


埼玉県の真ん中ですが12月の半ばから
朝晩の冷え込みが厳しく、冬の葉野菜
・シュンギク
・ミズナ
・チンゲンサイ
は収穫終了となります。



シュンギクは収穫をしてなかった
ひと区画分はギリギリ生き残ってますが、
ミズナは葉先が枯れたり萎れたり
チンゲンサイは黄色くなりました。




サトイモも寒さに弱いので、
収穫ペースを2~3日に一度にして
1回の出荷分のみとしてます。

保管(保温)出来る場所が無いので
畑に置いてますが、今期は年内出荷分
しかないのでビニールや土を掛けて
保存(保温・保湿)する方法はしていません。


正代畑の片付けはほぼ終了。
来期(翌4月)まで畑を休ませます。

2月中旬までは収穫作業中心ですが、
今期は残っているお野菜が少ないので
早々に休業宣言をするかもしれません。

2017年12月15日金曜日

秋冬野菜の記録(2017年版)

こんばんは、八巻野菜です。

農作業はほぼ収穫のみで進展なし。
今期の秋冬野菜で思ったこと・感じたことを
備忘録として書き残しておきます。


前年は11月の積雪でほとんど収穫出来ず、
栽培記録が採れなかったシュンギク。

今年は12/15時点、露地栽培資材無し
でも収穫出来てます。


左の写真上が採り忘れていた・遅れていた
本葉部。葉茎が太いので生育がよい所為か
霜に当たってもしっかりしてます。

写真下が脇芽部。葉茎が細いので
耐寒性が弱いのか霜枯れが出てます。


今期のシュンギクが霜に強い理由として
他に考えられる理由は2点。

・栽培している野本畑の北側にある
 竹林が乾いた北風を防いでいる
 →河川敷の正代畑に蒔いたシュンギクは
  葉茎が黄色く枯れ始めている

・播種機で直播きの密集した状態が
 ある程度の保湿をしている
 →前期の長ネギ育苗でも雑草と共生したのは
  生育がよかった(2017.3/9記録参照)



ハクサイは今期2種類栽培してますが
年内採り予定の「野崎白菜二号」(写真左2畝)
は霜で葉が黄色くなってます。

年明け収穫予定の「新松島二号」(写真右3畝)
は耐寒性が強いのか葉は緑色を保ってます。


今期は台風冠水で土が付着した
葉が多いので、剥がしていくと
1個約300~500g。

水に浸かったことで生育も悪く、
今期は頭を紐で縛っていないので
いつまで収穫出来るか未定。


9月蒔きしたキャベツは鳥害に遭ってます。
正代畑は周りに木が無くカラスが多いので、
ヒヨドリなど近寄らないと思ってました。

12月に入ったら防鳥ネットは必要です。




アブラナ科の葉野菜(チンゲンサイ
・ミズナなど)は前年と同様に
資材無しの9月蒔きは虫害でほぼ失敗。

10月蒔きは前年より虫害が少なく
販売しています。


コマツナのみ9月蒔きの収穫をしてますが、
前年の3条蒔きから2条蒔きにした所為か
かなり大株に育ちました。

次からは早採り分のみ2条にして、
生育を抑える目的で3条蒔きに戻す予定。


台風冠水後、11月に蒔いた
アブラナ科はほぼ全滅。
(右写真の右側2畝)

発芽は確認しましたが、
生育悪く寒さと霜に負けたようです。



日本ホウレンソウは寒さや霜に
耐えてますが生育遅め。

2月頃に収穫出来れば良いのですが
場合によっては積算温度を稼ぐ意味で
トンネル栽培を検討中。

2017年12月11日月曜日

ソラマメ②(発芽)、他

こんばんは、八巻野菜です。

11/13蒔きのソラマメ「初姫」の
発芽を確認。

端境期かつ、保存出来るお野菜が無い
春時期(5月中旬)の貴重な戦力なので、
失敗したら初夏(6月)まで出荷出来る
お野菜が減るところでした。


本日(12/11)から少しですが
ホウレンソウ「次郎丸」を出荷。

冠水被害から立ち直った分しかないので
年内採りで出荷が終わりそうです。
霜に当たっているので日本ホウレンソウの
ような甘みが出てます。


逆に霜に当たることで出荷が終わりそうな
シュンギク「中葉春菊」。

10月からの売上頭でしたが、霜に当たることで
葉が黄ばむ・萎れる・茎の繊維が固くなるなど
見た目と食味が悪くなるので今週辺りが限界と
思われます。


来期は10月蒔きの11月中旬トンネル栽培のシュンギクを
作って12月出荷が維持出来るか試す予定です。
※今期は正代畑で作ってましたが、冠水被害で生育が悪く中止。


農作業以外に関しては

・農地賃借料の振込
 →耕作地は1.1haから1.4haに増えたが
  今年借りた畑は無料なので前年と変わらず約¥24,000-

・農協(JA)の組合員を”准”から”正”へ移行手続き
 →来年の軽トラック新車購入で自己資金を大きく減らすより
  「JA農機ハウスローン」(金利年0.2%)を組もうか検討中

・上記と並行して、埼玉中央農業協同組合が運営している
 東松山市農産直売所「いなほてらす」への農産物出品手続き
 →来年1月の役員会承認待ち

・今期の農業次世代人材投資資金(旧青年就農給付金)手続き
 →書類は東松山市農政課でほぼ作成して頂いたので確認と捺印のみ
  給付金振込は来年1月と3月の二分割とのこと

・東松山市農林振興センター研修会(認定式・講演会)参加
 →来年1月第3木曜日に行わる「New Farmer's Salon 新規就農者勉強会」
  で新規就農事例のオファーを頂いたので、ブログよりも生々しい資料を作成予定

2017年12月9日土曜日

12月出荷状況(備忘録)

こんばんは、八巻野菜です。

12/9時点で出荷しているお野菜は以下の通り。
・ハクサイ「野崎白菜二号」
・シュンギク「中葉春菊」
・長ネギ「雷帝下仁田」※土付き
・サトイモ「土垂」
・ニンジン「時なし三寸」※土付き
・コマツナ「晩生小松菜」※大株販売
・ミズナ「晩生千筋京水菜」※小株販売
・チンゲンサイ
・トウガン「姫冬瓜」
・小カブ「理想覆下小かぶ」※土付き

ダイコンは本日出荷にて今期終了。

品目数はそこそこありますが、
ニンジン・ハクサイ・長ネギ以外は
年内出荷出来るかギリギリな状態と
畑事情は苦しいです。

今期の根菜系はサトイモ以外洗わず、
店舗販売でも「土付き」に変更。
栽培方法の表現強化と、出荷労力の短縮が目的です。

試験的なので多い数は出してませんが
現状の売れ行きは良い感じなので、
「八巻野菜=土付き」という認識を
頂ければ差別化が図れそうです。

2017年12月7日木曜日

近状

こんばんは、八巻野菜です。

冬場は農作業の進捗がないので
ブログの更新頻度が落ちています。


11/13直播きしたサヤエンドウ
「スジナイン」の発芽を確認。

ソラマメ「初姫」も種(豆)が
傾いているのがあり、一部発芽している模様。




冬場の主な作業の流れとして、
①朝7時起床
②09時頃に前日収穫した野菜の出荷
③昼頃まで畑作業
④午後は収穫と調整(袋詰め)
⑤17時前に帰宅

夏場の朝04時起床して05~06時から収穫。
10時に出荷して、17時まで農作業していた頃と
比べると余裕があります。

台風冠水で被害に遭ったダイコン畝の
片付けをしましたが、何本か無事だったので
土付き販売を実施。

今年初めて栽培した「大蔵大根」は
円筒のような寸胴なので、尻太りする
「三浦大根」より楽に抜けました。
来期の年明け販売の白首ダイコンは
「大蔵大根」にしようと思います。

棘種の日本ホウレンソウを蒔いて
ボロボロになった播種機の発注した
部品が届きました。

小さい部品ですが、「ブラシ」と
「ガイドローラー」(スポンジ付銅板)
合わせて税抜¥4,200-。

少し前ですが、正代畑のニンニク畝で
四つ足生物”ウサギ”を目撃。
ニンニクやコマツナなど齧らる被害が
チラホラあります。

小動物は基本、ニンニクを食べると
赤血球が破壊されるみたいですが、
被害が拡大する前に対処したいです。