こんにちは八巻野菜です。
本日は東松山市農政課と農業公社の新規就農(希望)者を
対象にした市内の農園見学会に参加しました。
前日と同様にかかった交通費は”研修費”として勘定。
内容は若手農家とベテラン農家の農園見学と意見交換。
農業公社の行っている農業塾圃場の見学。
東松山市の直売所「いなほてらす」で見学と昼休憩。
農業公社が保有するレンタル農機具とハウス施設の見学。
農園の意見交換で労働力や販路について聞いてみましたが、
御二方とも基本は一人で忙しいときに親族の助力を得るとのこと。
販路については東松山市の農業は遅れており特産が無いので、
直売所とスーパーによる地元消費が中心とのこと。
以下はメモとして書いておきます。
市と農協が力を入れている特産(戦略栽培品目)の
白いトウモロコシ(ピュアホワイト)とハクサイ・ニンジンは
大口契約しているので作れば売れる。
※農産物出荷手続きで栽培記録表など必要
他の露地野菜は市内の農家も作っているので、旬の時期なると
直売所やスーパーに卸しても大量にあるので安すぎて赤字になる。
価値を高める為、ハウス栽培で出荷時期をズラすが
他の農家もハウス栽培を始めると競争で安くなる。
直売所にホウレン草・小松菜・水菜を並べると
ホウレン草が一番売れて、次に小松菜。水菜はあまり売れない。
ブランド化していない認知度の低い野菜は売れないので
生産数も低くなる悪循環があり、売れ筋しか並ばない。
認知度の低い野菜も生産者が出向いて試食や店頭販売を
すれば売れるが、時間をとられるので難しい。
農政課に確認したことで直売所は出荷野菜の規格が無い。
品質の低い野菜が並び、客足を遠ざける懸念はあるが
規格を設けると出荷する地元農家が減って品目が減る。
現在、まとまった畑を紹介するのは難しい。
田ならいくらでもある。賃借料は無料からある。
トラクターなど農機具レンタルは平日09:00~16:00。
小型農機具は軽トラックに積める。
ほとんどの農機具は燃料をガソリンに統一にしている。
0 件のコメント:
コメントを投稿