2017年10月24日火曜日

台風被害状況、他

こんばんは、八巻野菜です。

10/18(水)の晴れた日に除草と
ヤマイモ「長芋げんこつ次郎」・「短径自然薯」
の確認収穫以外は、雨で畑作業出来ず。

10/22の台風21号ですが、
土手に残った漂流物から正代畑の
冠水は約1.5m位。
資材被害としては、支柱数本と
排水路に掛けた木橋が流されました。



ハクサイ・ダイコンなど秋冬野菜の
被害は10/24時点で1~2割程度。
抜けたダイコンが何箇所かあり、
水流が強かったのがわかります。





9月蒔きしたニンジン畝と長ネギ育苗畝。
畝が削られて10/24時点でも
水たまりの(冠水)状態。






秋ジャガイモとニンニクも畝が削られて、
ニンニクはマルチが流されてます。






前年の台風冠水で乾くのが
遅かった場所に植えたサトイモ。

写真手前に排水路がありますが、
満水状態で10/24時点も
冠水継続中。

川の水位が下がらないと
畑の水が引かないので、
1週間位は正代畑に入れません。

最終的な被害状況は畑が乾いてみないとわかりませんが、
冠水時間・温度・野菜の品種・生育状態などで
復活するものとダメになるものが分かれそうです。

現時点でダメになったのは長ネギ(正代畑で栽培した「九条太」)。
水流で土が削られて、倒されてました。
※野本畑の長ネギ「松本一本葱」・「雷帝下仁田」は
 畑北側にある竹林が防風林の役割をしてほぼ無傷。

今回は約2週間続いた秋雨と季節外れの台風直撃でしたが、
経過観察をして河川敷でも栽培出来る冠水に強い秋冬野菜の選別をします。

2017年10月17日火曜日

雨で停滞中

こんばんは、八巻野菜です。

10/13~16は雨で畑作業出来ず。
行ったのはニンニクの発芽救出と、
農機具のメンテナンス。後は収穫・出荷作業のみ。

収穫・出荷作業も濡れたお野菜を拭いたり
付着した泥を落としたりと手間が掛かります。


10/11に直播きした
コマツナ「大晩生小松菜」(写真左)と
ツケナ「野沢菜」(写真右)。

ツケナは等間隔に発芽しましたが、
コマツナは混み合った状態です。
播種機の設定確認は怠らないよう気を付けたいです。



同じ日に直播きした日本ホウレンソウ
「あかね法蓮草」も発芽を確認。

正代畑の土壌は保水性が高いので
種を水に浸けなくても、種蒔き後に
雨が降れば発芽までは問題なさそうです。


本日(10/17)はサツマイモの
収穫をしたかったのですが、
畑の状態が悪かったので延期。

サトイモを確認で1株掘りましたが、
芽欠きを7月頃から怠った所為か
収量は1kg強(子イモ約20個)ほど。


採れた子イモは全体的に小振りだったので
もう少し大きくする為、収穫は11月上旬から中旬を予定。

ただ、10月はお野菜の品目数が厳しい(少ない)ので
場合によって収穫・出荷しても良さそうです。

発芽した子イモと親イモは
来年の種イモにしたいので埋め戻して、
12月頃に保温を目的とした透明農ポリか、
透明マルチを掛けようと思います。

2017年10月12日木曜日

冬野菜(播種終了)、除草、他

こんばんは、八巻野菜です。

前日(10/11)は秋冬野菜最後の種蒔き。
→10/12午後から雨予報。しばらく雨が続く模様。
本日(10/12)は刈払機での除草を実施。


10/10に張った害鳥対策のテグス
8箇所中7箇所が切られてました。

原因は四つ足の生き物か、
リード無しで散歩していた犬が駆け回ったか。
応急処置として、麻紐を張り直してます。



10/11に蒔いた種。
・赤丸二十日大根「コメット」
・小カブ「理想覆下小かぶ」
・ミズナ「晩生千筋京水菜」
・コマツナ「大晩生小松菜」
・ツケナ「野沢菜」
・日本ホウレンソウ「あかね法蓮草」


「コメット」以外は年明けから収穫予定。

失敗した点として、「野沢菜」以外の
アブラナ科は播種機の種の蒔く量(数)を
調整するブラシの高さを前回のホウレンソウ
のまま行ったので多く種蒔きしたこと。
1畝でどの位採れるか判断が出来ない状態です。



「あかね法蓮草」は今回吸水なしで5畝分。
1畝2条蒔きで消費した種は約1dl。

これで秋に行う栽培作業はひと段落。
今後は主に除草・片付・耕耘作業となります。
11月に入ったら、マメ科の種蒔きとタマネギの植付を実施する予定。


10/12は刈払機で除草。
合間に畝間通路の除草も実施。

今年は秋の天候がよいので、
秋冬野菜の生育がよいです。



問題としては、八巻野菜以外の
農家の方々も生育がよいはずなので、
今後は野菜全般的に価格が安くなり
店舗出荷は苦戦しそうな気がします。

2017年10月10日火曜日

ニンニク③(発芽、害鳥対策)、除草、備忘録(観察記録)

こんばんは、八巻野菜です。


本日(10/10)もほぼ一日除草。
冬ニンジンの畝上除草終了。

11月頃に間引きを予定。
一緒に最後の除草作業をします。




10/1に植付したニンニクの
発芽を確認。今後しばらくは
マルチに引っ掛かった芽の救出作業
及び確認が必要になります。





発芽したニンニクの芽を鳥(おそらくカラス)
が齧ったりするので、鳥除けとして
地表約20cmの高さにテグスを張りました。

カラスは習性として翼(羽)にモノが当たるのを
嫌うので、前年は効果があり今年も採用してます。



備忘録として、9/27に蒔いた
アブラナ科7種ですが、畝中央を
半円形状にまったく発芽してません。

正代7反畑でもアブラナ科が生えない
部分はありましたが、今回はかなり
広い面積です。



来春用に雑草を生やしている正代3反畑の
一区画ですが、所々で雑草(主にアブラナ科)
が生えてない部分あり。

思い返せば、前年の開墾時に漂流木などが
堆積していたところだった気がします。



土壌の深い場所で木片などがまだ発酵・分解しており、
生じたガスや菌などで根が傷んでいる可能性が考えられます。

対策としては土壌回復によいとされるマメ科を蒔くか、
ジャガイモなど環境に強いモノを栽培するか。

今年はどの辺りまでアブラナ科が生えない場所か確認する必要あり。




9/12蒔きのホウレンソウ
「豊葉ほうれん草」ですが
畝上に雑草を茂ってきました。




生育は上々で、収穫出来る程度に育ちましたが
問題としては気候がまだ暖かい所為か
日本ほうれん草の味はせず、特徴の無い
ホウレンソウとなりました。

耐暑性で今回9月に直播きしましたが、
10月採りだと利点が活かせない状態です。



9/28に蒔いたホウレンソウ
「次郎丸ほうれん草」は発芽がよく、
種の吸水の有無に関係なく
生え揃ってます。

今週後半から天気がくずれるので、
最後のホウレンソウ「赤根ほうれん草」
の蒔く準備をします。

2017年10月9日月曜日

イベント出店、他

こんばんは、八巻野菜です。

10/6(金)は収穫・出荷作業のみ。
10/7(土)は朝からイベント「環境みらいフェア」出店。
10/8(日)は所用で作業出来ず。
10/9(月)は冬ニンジン畝の除草実施。


イベント前日は収穫のみ実施しましたが
午後から雨天気。翌日の午前中まで雨予報
だった為、イベント中止の可能性もあり
品数多く、数量は抑えめにしました。





イベント当日は個人・飲食の出荷は
ありませんでしたが店舗出荷のみ実施。

東松山市のイベント「環境みらいフェア」
は以下のお野菜を出品。

・カボチャ「東京南瓜」
・トウガン「姫冬瓜」
・サツマイモ「紅はるか」
・ジャガイモ「男爵」
・ニンジン「新黒田五寸」
・長ネギ「九条太」
・シシトウ「万願寺とうがらし」
・赤丸二十日大根「コメット」
・ニラ「大葉にら」
・シュンギク「中葉春菊」
・チンゲンサイ
・ツルムラサキ
・オクラ「エメラルド」
・ゴーヤ「沖縄あばしゴーヤ」
・ニンニク「博多八片」

完売とはいかず、売上は¥10,300-。


10/8は作業出来ず、本日(10/9)は
9/7蒔きした冬ニンジンの畝上除草。

ひと月ほど手を着けていなかったので
だいぶ雑草が生えてます。




今週は除草(主にニンジン・長ネギ・畝間)を中心に
雨天気前に最後の種蒔きが出来るよう準備したいところです。

2017年10月5日木曜日

秋ジャガイモ(管理作業続き)、他

こんばんは、八巻野菜です。
朝が冷え込んできたので、
早朝収穫が辛くなってきました。

前日の続きで、秋ジャガイモの
管理作業を実施して本日で終了。

写真右2列が「でじま」で
左2列が「グラウンド・ペチカ」。
「グラウンド・ペチカ」は発芽が
悪(遅)かったのか全体的に生育遅め。


9月蒔きした赤丸二十日大根
「コメット」を収穫。

前年は悪気候と虫害でダメでしたが、
今年は採れる位になりました。

ただ、日中の気温が高いので生育が早く、
ヒビ割れで収穫出来ないのがあり。
収穫期間は1週間なさそうな感じです。


同じく前年出来なかった9月蒔きの
「チンゲンサイ」もそこそこ出来てます。
(写真右側「チンゲンサイ」、
   左側「晩生小松菜」)

今朝の冷え込みで虫が少し減った気がするので
明日あたり少し収穫しようと思います。

2017年10月4日水曜日

秋ジャガイモ③(芽欠・摘花・土寄)、シュンギク(収穫開始)、トラクター耕耘、他

こんばんは、八巻野菜です。

一昨日(10/2)はトラクター耕耘。
昨日(10/3)は害虫捕殺。
本日(10/4)はニンニク植付の続きと
秋ジャガイモの管理作業を実施。


正代7反畑は現状で約2反強(1/3程度)
を使用してますが、残り4反強が雑草で
覆われたので公社からトラクターを借りて
除草を兼ねて耕耘しました。





天気が悪く、夜から強い雨が降ったので
枯れなかった雑草あり。

この時期に雑草を抑えることで、
10月下旬から予定している
タマネギ植付に使えるか判断したいです。


10/3は雨の影響もあり、作業は
ハクサイ・キャベツ・ダイコンの害虫捕殺。

特記として、9/3直播きしたシュンギク
「中葉春菊」の収穫開始。




同じ時期に直播きしたミズナ・コマツナ・チンゲンサイ(アブラナ科)は
前年よりも虫害は減ったが、葉中央部などに多く居着いており
葉茎の状態と出荷調整に費やす時間(コスト)を考えると
次回から資材を使わない9月蒔きは見送る予定。


本日(10/4)でニンニクの植付終了。
3畝で約1,100種片を使用。
余った種片は販売とする。

秋ジャガイモの土寄せ、及び
芽欠きと摘花作業を2畝分実施。

冠水対策としてマルチを使わず
溝を掘って植えたので、土寄せというよりは”溝埋め”。
芽欠きは生育の向上とイモを太らす為。
摘花は葉茎を強くして霜枯れを遅らす為。

本日からニンジン・長ネギなど
掘って収穫するモノは前日収穫となります。

2017年10月1日日曜日

ニンニク②(植付)、ダイコン・キャベツ・レタス・大カブ(間引)、ナス(収穫終了)

こんばんは、八巻野菜です。

一昨日(9/29)はダイコン・キャベツ・レタス
大カブの間引き作業。

昨日(9/30)は間引き作業の続きと
ニンニクの植付。

本日(10/1)はニンニクの植付続きを実施。


間引き作業は前から少しずつ行ってましたが、
ダイコンの芽が混み合ったので本格的に実施。

写真上が間引き前、下が間引き後。
間引いた後は茎元が風で揺さぶられて
傷まないように軽く覆土を実施。



間引きだけなら一気に終わらせることは出来ましたが、
同時に害虫確認+捕殺作業をしたので時間が掛かりました。


前年より日照時間がよく、
トラクター耕耘を早めにした所為か
残渣が少なく害虫も少なめで
全体の生育は上々。

ツボミナ(子もち高菜)のみ
直播きした所為か、発芽率悪し。
(5割を切っている状態です)





ニンニク植付は管理機作成の黒マルチ畝に
株間(条間)約20cmで3条植え。
植え深さは約10~15cm位。





植穴を空ける”防獣杭”に印をつけて
深さは約20cmですが、種片を
落としてみるとだいたい10~15cm。

植穴を深めにして覆土をすると
予定よりも時間が掛かり、
100株分で1時間ほど費やします。


本日(10/1)は朝の気温が10度近くまで下がり、
生理障害が出ていたナスですが低温障害の生じる恐れがあるので
収穫・出荷を終了することにしました。

次回(来年)は今回よりも上手く栽培したいと思います。