2018年1月26日金曜日

雪中収穫、積雪対策

こんばんは、八巻野菜です。

本日(1/26)から収穫作業を再開。
現時点で畑の積雪は約10cm。

寒波の影響か(明け方、自宅内でー5℃記録)
雪は融けていませんが、保冷0℃の
湿度約100%の天然倉庫として
強い霜や”からっ風”からお野菜を
守って頂けることを期待してます。


今回は雪から出ている長ネギと
埋もれているニンジンのみ収穫。

ニンジンはスコップで掘り起こす
方法で収穫しましたが、最初の掘る位置が
分からないので、今後は目印として
雪が降る前に支柱を挿そうと思います。


河川敷の正代畑は車の導線が
確保出来ないので収穫を断念。

往来のある通りと違い、土手道なので
まだまだ時間が掛かりそうです。



確認でハクサイ1株を採りましたが、
芯まで凍ってました。

これから持ち直すのか、様子見が必要です。




1/16にニンジン畝に作ったトンネル
(写真左側)は積雪に耐えました。

前年11/13にマメ科の鳥除けで張った
ネットと支柱(写真右側)は潰れてます。

支柱を交差することで今回の積雪量は耐えれる
のがわかったので、次回から採用していきます。

2018年1月24日水曜日

2017耕作面積と労働総日数・時間

おはようございます、八巻野菜です。

残雪があるので、本日(1/24)も
自宅で事務作業の予定です。

市役所農政課へ提出する農業次世代人材投資資金
(旧青年就農給付金)経営開始型の状況報告書や
作業記録をまとめたので、ブログにも記録しておきます。

2018.1/1時点で賃貸借(有料)の
農地は約1.1ha。利用料は年間約¥30,000ー。
使用賃借(無料)の農地は約30a。

合わせて1.4haの畑を借りてますが、
実際に耕作・栽培した畑面積は約75a。

労働総日数は305日。年間休日60日なので
週一回は休めている感じですが、大半の理由は
雨(天候)で作業が出来ない(作業効率が悪い)です。
→台風や今回の雪になると連休を強いられます

労働総時間は2,206時間。※自宅事務作業時間除く
労働総日数で割ると1日労働平均時間は約7.2時間。

5~10月は当日収穫なので、早朝から収穫して午前中に出荷。
午後は畑作業なので概ね10~12時間労働。

11~2月(3-4月は端境期)は前日収穫出来るので
開始は遅め。収穫以外の畑作業がほぼ無いので4~6時間労働。

給付金と助成金分の黒字がなければ
労働対価に見合わないので、2018年は
労働コスト(労力・時間・経費)を抑えながら
収益を上げていきます。

2018年1月23日火曜日

2017収益結果

こんにちは、八巻野菜です。

前日(1/22)から降った雪は
自宅(埼玉県比企郡吉見町)周辺で積雪約20cm。

関東の雪は水分の多い”べた雪”ですが
今回はさらさらした”粉雪”で軽く
自宅周辺及び庭の雪かき作業は午前中で終了。

本日(1/23)は快晴で気温が高いので
2~3日後から収穫作業は再開出来そうです。
※畑の様子(近隣)は河川監視カメラで確認


畑作業が出来ないので自宅で確定申告や
農業次世代人材投資資金(旧青年就農給付金)の
書類作成中ですが、2017年の収益結果は
農業収益でほぼ±0となりました
雑収入(給付金・助成金)を加えた総収益では黒字となり、
貯金を切り崩しての生活から脱することが出来ました。

初年度(2016年)より良くなった点は、
販路開拓が拡がったわけでもなく
台風被害などで安定出荷は出来ませんでしたが
・店舗販売の売上が増えたこと
 →2016年は約¥2,000/日
  2017年は約¥5,000/日 ※出荷日の平均売上

・飲食店出荷が増えたこと
 →出荷先は増えず、出荷量と回数が増えた

・経費が抑えられたこと
→燃料費約30万円(移動のガソリン代と農機具燃料代)
 資材費約30万円(初年度足りない分の補充)
 種苗費約15万円(自家採種していない種代と新しい種代)
 荷造運搬費約10万円(箱代は無いので、ほぼ配送代)
 ※栽培方法で農薬・肥料・土地改良代が無く、
  設備投資をしていないので維持管理費もほぼ無し

経理したことで改善点など色々と思うところはありますが、
一人労働力で効率よく無理をしない農業経営の確立を目指したいです。

2018年1月22日月曜日

降雪、春夏野菜準備、畑状況、他

こんにちは、八巻野菜です。


本日(1/22)15時の時点。

自宅内(埼玉県比企郡吉見町)から
庭にある軽トラの写真ですが、積雪約5cm。

15:14に大雪警報が発令。
明日未明まで降るみたいので、しばらくは
畑作業はお休みとさせて頂きます。


前日(1/21)は多めに収穫を実施。
ハウスが無い分、積雪対策をしないので
簡単に割り切ることが出来ます。
→一部に鳥除け(防虫)ネットと
 ビニールトンネルをしてますが、
 そのままにしてあります。

収穫したお野菜は店舗出荷する予定でしたが
立ち寄ったブロンジェリー風の杜さまの御厚意で
軽トラ販売させて頂き、ほぼ完売となりました。
※今後は事前告知の上、定期実施出来れば幸いです

畑作業が出来ない間は書類整理や
春から夏にかけて栽培するお野菜の種選び
などを行う予定です。

春ジャガイモは「男爵」以外の種イモが
採れなかったので、今期は「でじま」と
「十勝こがね」を購入。



前期栽培した「グラウンド・ペチカ」は販売(休眠)期間が短く
「でじま」と時期が重なり、売れ行きは今一つだったので
販売(休眠)期間が長い「十勝こがね」に変更しました。

夏の果菜類はほぼ採種してますが、
個人の方から「葉ごぼう」や飲食店から「自然薯」などの
御要望も預かっているので色々と挑戦してみようと思います。

2018年1月16日火曜日

春ニンジン①(播種)、他

ご無沙汰しております、八巻野菜です。

10日振りの更新ですが、
特記事項としては以下の通り。
・軽トラック新車の納金を済ませたこと
・1/12に研修先の新年会に参加したこと
・畑にあるお野菜が少ないので、
 収穫・出荷が2日に1度のペース



本日(1/16)は久しぶりの栽培記録で
春ニンジン「横浜改良四寸」の種蒔きを実施。

技術や資材を用いると労力とコストが掛かるので
極力避けてましたが、5月採り出来るお野菜が
少ないのでトンネル栽培を試みました。



本日を選んだ理由としては
・翌日(1/17)が雨予報 →霜が降り難い
・風が無い晴天日 →作業がしやすい


畝は11月にマメ科の脇に張った
黒マルチを剥がして使用。

夏は太陽熱による防草目的ですが、
冬は雑草の発芽後の光合成抑制と
寒冷による防草(殺草)が目的。
→2017.2/26 ニンニク栽培で
 黒マルチを剥がした後も畝上の雑草が
 抑えられていた実証あり


マルチを剥がした後、畝全体に水分が
保たれていたので播種機で種蒔き実施。
1畝分 約12cm間隔 3条蒔き。

失敗した点は、播種機の鎮圧ローラーに
土が付着して鎮圧がキレイにならず。
→表層が乾く位の時間を空けた方がよかった




今回はニンジンの発芽と初期生育が
目的なので、支柱(ダンポール)は
強風影響を受けないように低め。

積雪対策として、支柱を交差させて
強度を上げてみました。
→支柱(ダンポール)の使用本数が
 通常の倍近くなったが、3月上旬頃の
 間引き時期に撤収。その後は発芽を目的とした
 3月蒔きニンジンと春ダイコン各1畝のトンネル栽培に転用予定。



トンネル資材は無孔の農ポリを使用。
支柱の間隔は歩幅(約46cm)
杭(Uピン)は歩幅×2(約90cm)
作成時間は1畝で約2時間強。

片側のみ風対策としてトンネル裾を覆土。
※反対側はマメ科のネットで防風


個人的な考えだとトンネル栽培は保温効果は期待せず、
保湿・防風効果と積算温度をかけるのが目的です。

2018年1月6日土曜日

元旦収穫・自宅療養中

新年明けまして
おめでとうございます、八巻野菜です。




元旦は09時頃から収穫作業開始。







1/2の百貨店初売りに合わせて出荷。
採れるお野菜は
・ハクサイ「新松島二号」
・ニンジン「時なし三寸」
・長ネギ「雷帝下仁田」
・コマツナ「大晩生小松菜」
・サトイモ「土垂」

サトイモは掘り忘れた部分があったので
年明けも少し出荷出来そうです。

1/3から本日(1/6)まで
風邪(おそらくインフルエンザ)で自宅療養。

初詣や新年のご挨拶で神社や駅など
人の多いところへ出かけたのが原因と思われます。

ふだんは人がいない畑で作業しているので
免疫が低下している可能性があります。

明日(1/7)から収穫を再開する予定です。